毎日慌ただしく過ぎる中で、自分の事はいつも後回しにしているママたち…気付くと身体が不調のサインが出始めていることも…。
育児中のママに多い悩みは「腰痛」。腰痛は国民病と呼ばれるほど、老若男女問わず悩んでいる方が多い症状です。
しかも、育児には休みなどなく、放置していると腰痛がどんどん悪化していくことも…。
そこで今回は、育児につきものの腰痛の原因や改善方法をご紹介します。腰痛を改善して、今しかできない子育てを楽しみましょう‼‼
育児がスタートして腰痛が…「私は大丈夫」が通用しない原因
腰に痛みや違和感を感じることがありませんか?これくらいなら大丈夫だろうと高を括っていると、後から痛い目に合う可能性…。
原因をしっかりと調べて、自分と子供の為にきちんとケアをしましょう。
体力に自信があっても産後に注意したいこと
体力に自信があっても、出産後の身体は想像以上のダメージを受けていますよ!無理をしてしまうと、後々心身の不調として現れます。
産後や育児中に感じやすい不調や悩みは、
- 精神的な不安や産後鬱
- 肩こりや腰痛が重い
- 疲れやすくなった
他にも、体型が戻らないことや眠れないなど、ほとんどのママが妊娠前との変化を感じています。
産褥期と呼ばれる産後6〜8週間は無理をせず、安静にして体力の回復に専念して下さい。
育児が本格的にスタートすると腰に注意?
妊娠中に筋力や関節などにダメージを受けたママの身体は、とても脆く疲れやすいです。そして、休む間もなく本格的な育児がスタートすると、慣れない赤ちゃんの世話や睡眠不足などが重なり、身体に大きな負担となります。
さらに、猫背がちな授乳の姿勢や長時間の抱っこなど、腰痛を引き起こしやすい体勢になることも多いので注意が必要です。
原因は人それぞれ!探ることから始めよう
育児中の腰痛には様々な原因が考えられますよ。
- 出産後の腹筋の衰え
- 授乳や抱っこなど長時間の不自然な体勢
- ホルモンの分泌による骨盤の歪み
子宮が大きくなるにつれ、引き延ばされた腹筋が「腹直筋離開」の状態になったり、出産に向けて骨盤を広げるホルモン「リラキシン」が多く分泌され、靭帯が緩み骨盤が歪むことも腰痛を引き起こす原因です。
危険!育児に腰痛はつきものだけど…放置しないといけないワケ
腰に痛みや違和感があっても、一過性のものと軽く考えている方も多く、湿布を貼るなどの簡単な処置のみで我慢してしまいます。
腰痛を放置すると慢性化したり、病気のサインを見逃してしまうことも…。
慢性的な腰痛につながる
腰痛は、とても慢性化しやすい症状です。腰に痛みを感じてから3ヶ月以上経つと「慢性腰痛症」と呼ばれます。
慢性腰痛症は、ズキズキとした鈍く重い痛みが慢性的に続く、痛みが強くなったり弱くなったりを繰り返す、徐々に痛みが増していくなど症状の出方は人それぞれ。
腰痛の慢性化を防ぐために、姿勢を良くする・腰の柔軟性を高める・腹筋や背筋の筋力を強化するなどが有効ですよ。
痛み方によっては病気の可能性も…
普通の腰痛だと思っていたら、内臓や婦人科系などの疾患が原因だった…なんて場合もあります。
病気の可能性がある危険な症状は、
- じっとしていても痛い
- 背中が曲がってくる
- お尻や足が痛んだり、しびれたりして、長く歩けない
身体を動かしたときにだけ痛む場合は、それほど心配ありませんが、じっとしていても痛んだり、背中が曲がってきたと感じたら、早急に病院を受診しましょう。
動くの億劫になり育児の腰痛がストレスに
腰が痛くて動きたくない…でも、子供の世話がある…さらに、腰が痛くなる。そんな悪循環がストレスになることも。
慣れない育児や腰痛などの様々なストレスが原因で、精神的に不安定になってしまうママも少なくありません。
ストレスの悪循環を断つ有効な方法は、軽い運動と考えすぎないこと。
育児中でも腰痛の改善をしよう!即実践したい3つのアプローチ
育児中は忙しくて、なかなか時間がとれない…そんな方にすぐ実践できる温浴ストレッチや自宅まで来てくれる出張整体をご紹介します。
運動を取り入れることでストレス解消にもつながりますよ!
温浴・ストレッチ!温めて改善を
腰痛の大きな原因は、血流の悪さによる筋肉の緊張です。緊張をほぐすために、温かいお風呂に入る「温浴」がおすすめ。
- 40℃以下のぬるいお湯で10~30分ほど半身浴をする
- 姿勢は後ろに倒し気味に ※うしろに倒れると痛い方は、正座がおすすめ
- 顔に汗をかいてきたら、さっと肩までつかりお風呂から上がる
- 湯上りに45~50℃の熱いシャワーをあびると、さらに血行促進効果があります
温浴後の湯冷めは逆効果なので、浴室や脱衣所の温度にも気を付けましょう。
入浴中にストレッチを行うと、より効果を発揮します。
- 体育座りの状態で、ゆっくり背中反らし、背中を丸める(10往復)
- 両ひざをたてた状態で、上半身をゆっくり左右にひねる(10往復)
- 両足を伸ばして、上半身をゆっくり左右にひねる(10往復)
- 両足を伸ばして、ゆっくり息を吐きながら片膝ずつ胸に引き寄せる(左右10回ずつ)
毎日行うことが理想ですが、ご自身の無理のない範囲から始めて下さい。
根本原因を探るために通院も視野に
自分で温浴やストレッチでは、効果がないという方は医療の力を借りて、腰痛の改善ができます。
悪化してしまった腰痛は、自力で改善するのは難しいので、整形外科や治療院などで施術を受けた方がいいでしょう。産後の施術ができるか、電話確認は必須です。
腰痛を繰り返さない為に、完全に治療が終わるまでは通うことが大事ですよ。
育児中なら出張整体を利用してみよう
出張整体「イエルテ」は国家資格保有の産後骨盤矯正のプロがご自宅まで伺い、産後や育児中の肩こりや腰痛など様々な症状を改善する為の施術を行います。
ご自宅なので、子供が泣いたらすぐお世話ができますし、お世話にかかった時間は無料で延長してくれますよ。興味がある方は、一度HPをご覧になって下さいね!
まとめ
今回は、育児につきものの腰痛の改善方法についてご紹介しました。
- 私は大丈夫…と自分を過信せず、産後はゆっくりと身体を休ませる
- 腰痛の原因を早めに特定して、繰り返さないように対処しよう
- 腰痛を放置すると危険‼痛みがひどい場合は、すぐ病院を受診しよう
- 自宅で温浴やストレッチをして改善しないときは、マッサージや整体を利用してみる
適度に運動などをしてストレスを減らすことから始めましょう‼
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